2014年8月の読書メーター

  • 2014.09.05 Friday
  • 22:24
2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1276ページ
ナイス数:23ナイス

清須会議 (幻冬舎文庫)清須会議 (幻冬舎文庫)感想
さすがさすがの三谷幸喜。面白い。時代物はあまり好きではないが、これは読んでみたかった。それぞれの思惑が交錯する展開にページをめくる手が止まらない。学生の頃これを読んでいたらもっと歴史が好きになったかも・・・。役者がどんなふうに演じるのかと、映画も見たくなる。
読了日:8月29日 著者:三谷幸喜
猫と妻と暮らす: 蘆野原偲郷 (徳間文庫)猫と妻と暮らす: 蘆野原偲郷 (徳間文庫)感想
さらりとした読後感。あの世とこの世を繋ぐ地で長筋の者として生まれた主人公。この手の話にありがちな重さを取り払って全体をふわりと明るい雰囲気で書いていてる。登場人物たちが、肩ひじ張らずにごく普通の暮らしを営んでいるのが好印象。読んでいて心地よい。
読了日:8月18日 著者:小路幸也
幽 Vol.21 2014年 08月号 [雑誌]幽 Vol.21 2014年 08月号 [雑誌]
読了日:8月14日 著者:
白いへび眠る島白いへび眠る島
読了日:8月9日 著者:三浦しをん
これでよろしくて? (中公文庫)これでよろしくて? (中公文庫)感想
夫婦や姑との関係の中で、日常に潜む何とも形容しがたい「嫌な感じ」。口にすれば大したことない事で、そんなことにこだわっているのか、と思われそうで口に出せない。そんな小さな棘のようなものが絶えず心を引掻いている・・・。そのことにかすかな苛立ちを覚える主人公。なんだかとても良くわかるこの心理。そんなこんなを『これでよろしくて?同好会』がいろいろと語り合うのだが、この集まりは全ての悩める(怒れる?)女性たちの理想郷。こんなふうに息抜きできたら毎日が楽になりそうだ。
読了日:8月3日 著者:川上弘美

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7月の読書メーター

  • 2014.08.01 Friday
  • 23:58
2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1633ページ
ナイス数:39ナイス

古い腕時計 きのう逢えたら・・・古い腕時計 きのう逢えたら・・・
読了日:7月29日 著者:蘇部健一
博物館の裏庭で (新潮クレスト・ブックス)博物館の裏庭で (新潮クレスト・ブックス)感想
主人公ルビーを中心に四代に渡る女性の物語。小説的には特にすごい事が起こったり大事件があったりすることもないのだけど、実際に起こったら普通に生きる市井の女たちには大事件だろうなと思わせられるエピソードの数々。時には不幸になったりするけれど、それがどこか滑稽で、この作家特有の味になっている。ある一族の濃密な人生を覗き見しているような面白さ。過去と現在が交互に出てくるのも系譜と照らし合わせながら楽しめた。「世界が終わるわけではなく」も面白く読めたので、私はこの方の文章が好きなのだと思う。ワクワクしながら読めた。
読了日:7月27日 著者:ケイトアトキンソン
きらきらひかる (新潮文庫)きらきらひかる (新潮文庫)感想
情緒不安定でエキセントリックな笑子に、読んでいるこちらも疲れる。前半は体力と気力が必要だった。読み進むうちに笑子の気持ちが理解できると、今度はとても痛い・・・。繊細で脆く危い関係を続けるために悩み葛藤する三人が、互いをとても愛し必要としていることに救われる。
読了日:7月10日 著者:江國香織
ペテロの葬列ペテロの葬列感想
主人公があまりにも真っ当で立派過ぎて、若干の違和感を感じながら読んだ。(悩み方もあまりにも正し過ぎる!)だから、最後にあ〜・・・と納得してしまった。悪意ということがテーマの重い作品。悪意を持っていなくても悪意の片棒を担ぐ人もいれば、ごく普通の人が関わる相手によって変わったりもする。なんと人間とは弱いものか・・・。弱いがために誘惑に勝てない人もいる。逆に、何も悪いことをしていない人が、人を知らないうちに傷つけていたり、卑屈な気持ちにさせていたりする。この方にしては珍しく後味が良くない作品だが、さすがだ。
読了日:7月7日 著者:宮部みゆき

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6月の読書メーター

  • 2014.07.03 Thursday
  • 23:57
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2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1325ページ
ナイス数:36ナイス

第三の目―あるラマ僧の自伝 (1979年)第三の目―あるラマ僧の自伝 (1979年)感想
タイトルに「あるラマ僧の自伝」とあるが、実は筆者はイギリス人だったというのでいろいろと物議をかもした作品である。その真偽はともかく、読み物としてとても興味深かった。厳しい修行に身を置き、第三の眼を開眼するというラマ僧の物語はなかなか楽しめるし、秘境といわれるチベットの生活も面白い。多くの国でベストセラーを記録したのもうなずけた。
読了日:6月30日 著者:ロブサン・ランパ
世界が終わるわけではなく (海外文学セレクション)世界が終わるわけではなく (海外文学セレクション)感想
いろいろな人のいろいろな人生が、少し変なのである。その変なところを登場人物が皆ちっとも変だと思わずに受け入れている。そして、どうにかして変な日常を普通のこととして折り合いをつけようとしている姿が面白い。登場人物たちが少しづつ重なっているのも楽しい。それにしても、ほとんどの主人公がマイナー思考で大なり小なり不幸を背負っているのに、どこか飄々としていて逞しい。個人的にかなり好きな小説。
読了日:6月25日 著者:ケイト・アトキンソン
ヒア・カムズ・ザ・サンヒア・カムズ・ザ・サン感想
同じテーマの話が二編。正直食傷気味。登場人物の相反する心理を書き込むのはこの方の得意とするところでとても上手いのだけど、くどいと感じてしまう。
読了日:6月17日 著者:有川浩
猫を拾いに猫を拾いに感想
以前「蛇を踏む」を読んで面白いなと思っていた作家さん。他の物も読んでみたいと思いながらそのまま忘れていたのだが、母の本箱で発見。やはりなかなかいい。日常なのに少しずれていたり、とてもずれていたり・・・。これが小説の面白さだと思える物語の数々。今度は忘れずに他のも読んでみよう。
読了日:6月9日 著者:川上弘美
なつのひかり (集英社文庫)なつのひかり (集英社文庫)感想
本が好きで良かったと心から思えた一冊。こんな素敵な物語に出会えたことに感謝。村上春樹の冒険ストーリー系というか、大人版不思議の国のアリスというか・・・。皆が何かを探す旅をしている。たとえ、それが何かはわからなくても・・・。人生のほんのひとときのきらきらした時間の物語。
読了日:6月7日 著者:江國香織

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5月の読書メーターと閑話休題

  • 2014.06.09 Monday
  • 23:55
2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1630ページ
ナイス数:50ナイス

よろずのことに気をつけよよろずのことに気をつけよ
読了日:5月29日 著者:川瀬七緒
冬虫夏草冬虫夏草感想
犬のゴローを探しに鈴鹿の山の中をひたすら歩く。いろいろな人や人でないものと淡水の交わりといった風情。主人公はそれなりに焦っているのであろうが、のんびりと山歩きを楽しんでいるようなほのぼの感。水音までも聞こえてきそうな自然の描き方が美しい。ラストもすがすがしく気持ちよい。
読了日:5月23日 著者:梨木香歩
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)感想
私の中でこの方の小説はいつも深いブルーのイメージだ。この小説はその中でも、もっともっと深いところにいるのに透明感のある深いブルーだった。ラストはいつも少しの悲しみと痛みを伴って終わる。それが心に沁みる物語の数々を生み出した人である。そんな中でも一番好きな物語になりそうな予感。読みながら私も一緒に深い海の中を猫を抱いて象と泳いでいた。そして、究極に狭い場所から無限に広がる美しい音楽を聴いていた。
読了日:5月15日 著者:小川洋子
第三の時効 (集英社文庫)第三の時効 (集英社文庫)感想
再読です。でもやはり安定した書き方と重みで読み応え十分。クールで力強い人物設定はさすがです。読んでいて安心感がある。この方の作品ははずれがない。
読了日:5月10日 著者:横山秀夫
炎上する君 (角川文庫)炎上する君 (角川文庫)
読了日:5月3日 著者:西加奈子

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てことで、閑話休題
 


テレビでも結構やっていましたが、このにゃんこはすごい !!
今一度感動してください !!

犬に襲われた飼い主の男の子を全力で助ける猫

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4月の読書メーターと閑話休題

  • 2014.05.01 Thursday
  • 22:46
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2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1789ページ
ナイス数:47ナイス

すきまのおともだちたち (集英社文庫)すきまのおともだちたち (集英社文庫)感想
大人の童話といった趣きのかわいらしい物語。特に劇的なエピソードがあるわけではないのが、またいい感じ。すきまのおともだちたちとの交流が淡々と描かれていくのだが、ずっとずっとおともだちでいられるという安心感がとても心地よい。絵がとても合っていてそれもステキな一冊。好きなおともだちたちにプレゼントしたくなる本。
読了日:4月30日 著者:江國香織
レインツリーの国 (新潮文庫)レインツリーの国 (新潮文庫)感想
障害のある人との関わりを真摯な態度で綴った作者を尊敬。障害のある人を労わらなければいけないとか、理解しなくてはいけないとか・・・そんなありがちなパターンに囚われず、どちらかと言えばタブーな部分にまで踏み込んでいる。健常者(この場合は健聴者)が内心思っているけど口にできないところも直球で書いてある。そして、障害のある人の気持ちもストレートに入ってきた。自分がどれだれ何もわかっていなかったか、そして理解しようとしなかったか・・・ということが、良くわかった一冊だった。
読了日:4月28日 著者:有川浩
風の中のマリア (講談社文庫)風の中のマリア (講談社文庫)感想
動物を擬人化したものは結構あるが、昆虫というのは割と少ない。とりわけスズメバチとなると・・・虫は苦手だが、一番怖いのはこのスズメバチ。だが、スズメバチの帝国を創れることがいかに熾烈な生存競争を生き抜いてきた女王蜂によるものかが理解できた。奇跡に近いような生き残り合戦で勝利した女王蜂にしか成し得なかった帝国。それを守るワーカー達の壮大な物語だった。
読了日:4月25日 著者:百田尚樹
泣く大人 (角川文庫)泣く大人 (角川文庫)感想
この本を読んでいると新しい友達のような気がした。まるで女同士で、他愛ない打ち明け話をしているような、親密な雰囲気の本だ。とても美しい感性の人だなぁと思う。次第に文章にも馴染んでくると親友のような気分になれる。最後のあたりで読書評が出てくるが、全部読みたくなってしまった。
読了日:4月23日 著者:江國香織
金色機械金色機械感想
はじめての長編ということで楽しみに読んだ。いつもの寂しくも美しい文章と金色様の不思議なたたずまいがとても良く合っている。もったいないと思いながらページをめくる手が止まらなかった。日本の時代物もはじめてだと思うが、雰囲気は揺るぎなくこの人の独特な世界感。さらに磨きがかかったようだ。私のお気に入りの一冊に殿堂入り。
読了日:4月10日 著者:恒川光太郎
失はれる物語 (角川文庫)失はれる物語 (角川文庫)感想
以前二冊ほど読んだことがあるが、イマイチぴんと来なかった。 でもこの本はなかなか良かった。 短編ながら程よい重みのある物語が詰まっていて読みごたえがある。 優しくて悲しい、そして切ない。
読了日:4月3日 著者:乙一

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て、ことで閑話休題




えへへ〜♪な犬たちのオイタの画像。
可愛くって叱れないよぉ・・・。
コメントもオシャレです♡


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閑話休題&読書メーター

  • 2014.04.03 Thursday
  • 22:28
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もふもふがもふもふ抱いててこりゃたまらん !
ほっぺたゆるゆる〜♡ になること必至。

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2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2212ページ
ナイス数:49ナイス

つめたいよるに (新潮文庫)つめたいよるに (新潮文庫)
読了日:3月28日 著者:江國香織
四度目の氷河期 (新潮文庫)四度目の氷河期 (新潮文庫)感想
自分がクロマニヨン人の子供だと思い込んでいる主人公ワタル君。でもこれって、自分でも薄々感じている違和感を、自分自身にそう思い込ませることでアイデンティティーを保とうとする不安定で健気な心情であるような気がする。子供の目線から少年の目線へ、さらには青年の目線までがうまく移行していて面白く読めた。 もう子供ではないと自覚する場面や性の目覚めなども、ハラハラしながらもこの子は大丈夫だと・・・成長を見守る母親目線で読んでしまった。
読了日:3月25日 著者:荻原浩
ブルースカイ (文春文庫)ブルースカイ (文春文庫)感想
少女とは何か? というのがテーマなのでしょうか・・・。第一部、マリーの話は時代背景もストーリーも面白く引き込まれた。が、そのあとは要らないなという印象。ファンタジーやSF的な要素はあってもいいと思うのだが、場面の転換はなくてもいい。読了後、消化不良の感が否めない。嫌いな作家さんではないのですが、辛口でスミマセン。
読了日:3月18日 著者:桜庭一樹
幸福な生活 (祥伝社文庫)幸福な生活 (祥伝社文庫)感想
楽しく読了。この方は色々な物が書けるなぁ〜・・・。重い話もいいけれど「輝く夜」のような甘〜い短編や、この本のような少し怖いショートショートも軽くて面白い。落ちが読めるのもあったけれど、それなりに楽しめた。私は「賭けられた女」の意外性が一番面白くて二度読み。
読了日:3月13日 著者:百田尚樹
55歳からのハローライフ55歳からのハローライフ感想
この方の本は初めてだったが、考えさせられる内容なのに読みやすかった。人気があるのも納得。登場人物達が、それぞれに人生の折り返し地点を過ぎた後なのに更なる変化を求められ戸惑っている姿がリアル。新しい事に踏み出すのには勇気がいるがそんんな若さはない。つい今までの積み重ねに執着してしまう。そして、不器用でもある。言いたい言葉が素直に出てこない。そんなジレンマに苛まれ悶々としている・・・。でも、変わらなければと自分を励ましていく。無理をせず徐々に心のありようを変えていく姿がすがすがしく大変後味の良い読後感。
読了日:3月9日 著者:村上龍
幻想日記店 (講談社文庫)幻想日記店 (講談社文庫)
読了日:3月5日 著者:堀川アサコ

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閑話休題と読書メーター

  • 2014.03.18 Tuesday
  • 22:33
JUGEMテーマ:ペット

子ギツネ


可愛い子ギツネの姿に胸キュン♡
助けてくれたおじさんに懐いちゃった子ギツネのうるうるの瞳にハート鷲掴み !

動画はこちらから
 ☟
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52156708.html

 
2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:925ページ
ナイス数:48ナイス

偉大なる、しゅららぼん偉大なる、しゅららぼん感想
またもやトンデモオモシロ本。 いつものことながら、バカバカしくも真剣な青春が気持ちいい。まんまとハマる自分も嬉しいから、万城目ワールドは始末に負えない。伏線の張り方が絶妙なのもグッとひきつけられるポイント。ひとつ難をいえば、全員の個性がステキ過ぎて誰が一番好きかわからなくなる。困ったもんだ・・・
読了日:2月25日 著者:万城目学
有頂天家族有頂天家族感想
タヌキと天狗と人間が入り乱れての大騒ぎ。相変わらずこの方の話はぶっ飛んでて色彩豊かです。色が乱れ飛んで、色彩感覚なんてあったもんじゃなくて、まるで薬玉が割れて紙吹雪が舞い散っているようです。それがなんとも楽しいんだな♪ 阿保で面白好きな毛玉どもが、わらわらいる様も愛おしい。 終わり方も何となく阿保なままでオモチロイね!
読了日:2月14日 著者:森見登美彦

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読書メーター2014年1月

  • 2014.02.01 Saturday
  • 19:59
2014年1月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1460ページ
ナイス数:192ナイス

図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)感想
エンタメとしてはなかなか面白くて、そりゃ映像になるよね〜。派手でカッコイイ場面多いし、自衛隊に詳しい作家さんだから軍隊系の話の構築もしっかりしているから、違和感なく読めました。でも、この主人公が一昔前の朝ドラに出てくるタイプの、やたらうるさくて生意気で元気だけがいい女の子っていう・・・。できたらそばにいて欲しくない・・・馴染めないキャラクターでした。ファンの方に叱られそうなので、先に謝っておきます。ごめんなさい。
読了日:1月9日 著者:有川浩
私の家では何も起こらない (文庫ダ・ヴィンチ)私の家では何も起こらない (文庫ダ・ヴィンチ)感想
一軒の素敵な家にまつわるホラーの数々。普通のホラーとはちょっと視点が違うところがこの方らしい。それがとてもいい感じで、読み手を脅かすというのではなく語りかけるような文章。怖い話なのに怖くない。「そうか、そんなこともあるよね」と答えたくなるような・・・という感じ。で、後になって、なんとなく薄ら寒くなる。
読了日:1月15日 著者:恩田陸
幻想郵便局 (講談社文庫)幻想郵便局 (講談社文庫)感想
さくさく読めて楽しい。後半でちょっと作風が変わってしまった感あり。でも面白く読めたので「幻想映画館」も続けて読書中。郵便局のお馴染みさんも登場してそれもまた楽しめる。真理子さんのキャラ、結構ファンです。
読了日:1月18日 著者:堀川アサコ
私はフーイー 沖縄怪談短篇集 (幽BOOKS)私はフーイー 沖縄怪談短篇集 (幽BOOKS)感想
今まで読んだ作品と比較すると少々不満が残るところ。でも、この方の世界観は誰にも真似できない。夜、南の島の海の香りを感じながら、一人で生暖かい風に吹かれているような・・・取り残されたような、懐かしいような・・・そんな独特な寂しさが迫る。
読了日:1月18日 著者:恒川光太郎
幻想映画館 (講談社文庫)幻想映画館 (講談社文庫)感想
「幻想郵便局」から引き続き読了。パワーアップしてます。ずっと面白くなってる。ちょいと盛り込みすぎの感はありますが、登場人物がそれぞれ個性的でなかなか侮れない。今回の主人公はスミレだけど、実際は「郵便局」からの真理子さんが際立っています。多分この話を面白く読めた人は真理子さんのファンなのではないかな? 色っぽくしなしなしてて、男に弱くて・・・でも、男の趣味はあまりよろしくない。一見、女に嫌われるタイプだけど、付き合ってみると結構いい人だったりする。私のイメージでは壇蜜。
「幻想日記店」も読まなきゃ!
読了日:1月26日 著者:堀川アサコ

読書メーター

4月の読書メーター

  • 2013.05.06 Monday
  • 23:32
2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1677ページ
ナイス数:361ナイス

子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)
読了日:4月30日 著者:辻村 深月
ジェノサイドジェノサイド感想
ストーリーよりも圧倒的なリアリティーで読ませる作品。実に細かい部分にまで専門知識を盛り込んであって、その取材のために費やしただけの力は感じられました。設定も面白い。良くできたハリウッド映画のような壮大なスケールは、引き込まれる。でも、評判が凄すぎたせいか、物足りなさを感じたのは私だけ? 未読の方のために詳しくは書けないけれど、奇跡的な何かをビジュアル的に楽しませてくれるような場面が欲しかったし、もっと想像を絶するほどの世界観を感じたかった。
読了日:4月22日 著者:高野 和明
ホルモー六景 (角川文庫)ホルモー六景 (角川文庫)感想
『鴨川ホルモー』読んでからずいぶん経ってましたけど、やっぱりぶっ飛んでます! ここまでの壮大な法螺話ってなかなかない。いや、本当に真面目に馬鹿馬鹿しくてキュートな青春物語。もう一回『鴨川ホルモー』読んじゃいます。何度でも噛み締めたい面白さ。ありえないとは思うのだけど、「いや・・・待て・・・実は本当なのかも知れない・・・」と、信じてしまいそうになる。千匹の鬼達がわらわらいるところを想像するだけで顔が緩みます。なのに、読みながら一緒に青春してしまう。そして泣ける・・・。もっと読みたい気にさせてくれるシリーズ。
読了日:4月18日 著者:万城目 学
金色の獣、彼方に向かう金色の獣、彼方に向かう感想
唯一、寝る前にお布団の中で読むのが楽しみな作家さん。不思議な世界観が夢と相性がいいようで、まどろみの中で物語とひとつに溶け合っていく瞬間が心地いい。あまりたくさん書いていない方なので、いつも少しずつ読むことにしています。本書では、タイトルにもなった「金色の獣、彼方に向かう」が一番好き。ラストの一行がとてもいい。
読了日:4月1日 著者:恒川 光太郎

読書メーター

2013年3月の読書メーター

  • 2013.04.01 Monday
  • 00:37
2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1631ページ
ナイス数:146ナイス

禍家 (光文社文庫)禍家 (光文社文庫)
読了日:3月29日 著者:三津田 信三
鷺と雪 (文春文庫)鷺と雪 (文春文庫)感想
最後の最後での悲しくも鮮やかな場面にしばし呆然・・・はじまりのシーンから、それぞれに美しい物語でしたが、全てはこのラストのために語られた物語だと思わせられました。ひたむきに生きる人々の思惑とは違う方向に向かって行く時代の残酷さに胸打たれる珠玉。
読了日:3月25日 著者:北村 薫
玻璃の天 (文春文庫)玻璃の天 (文春文庫)感想
「街の灯」より深い内容になっていました。ひとつの時代に終わりを告げようとする政治的な部分が随所に出てきます。そんな時代の中で、主人公が成長していく様がとても上手く盛り込まれていました。そして、ベッキーさんの謎の過去が明らかになっていく展開にも目を離せない。一話目の「幻の橋」でのラストシーンが三話目の「玻璃の天」で生きてくるのですが見事な鮮やかさ。
読了日:3月18日 著者:北村 薫
街の灯 (文春文庫)街の灯 (文春文庫)感想
再読です。続編を読んでいなかったので、三冊揃えて一から・・・上流階級の聡明なお嬢様と、その女性運転手を中心に巻き起こる事件の数々。(この運転手のベッキーさんがとてもカッコいい!)いつもの美しい文章と、昭和初期の古きよき時代の設定がとても合っています。そして、何と言っても細やかな心遣いを感じさせる登場人物の言動が物語をより美しく感じさせます。
読了日:3月16日 著者:北村 薫
南の子供が夜いくところ南の子供が夜いくところ感想
「夜市」以来、大好きな作家さんの短編集。もったいないので、寝る前に毎日一話ずつ読みました。今までの日本ぽい話から、南洋の島が舞台の話になったところは新鮮でしたが、この方の世界観は揺るがない。少し暗くて、少し残酷で、美しくて、どこか温かくて、不思議・・・。読み進むにつれ、自分自身の立ち位置まであやふやになっていくような、現実が現実でないような感覚に襲われます。それが恒川ワールド。それぞれに面白かったのですが、私は「十字路のピンクの廟」が、かわいらしくて少し悲しくて一番好き。
読了日:3月8日 著者:恒川 光太郎
いつか記憶からこぼれおちるとしても (朝日文庫)いつか記憶からこぼれおちるとしても (朝日文庫)感想
なぜか今まで敬遠していたこの作家さん。母にもらったので読んでみました。短編らしい短編という感じ。美しい母親と仲良く楽しい毎日を送っている子もいれば、生活に暗い影が差している子もいる。いろいろな女子高生の日常のひとこまを丹念に描いています。タイトルの付け方が絶妙。でも「緑の猫」の物語に限っては、きっと主人公の記憶からこぽれおちはしないと思う。
読了日:3月7日 著者:江國 香織

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